1968年5月20日北海道告示

昭和43年5月20日北海道告示第1030号(道道の路線の認定)
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
624清田真駒内停車場線札幌市清田札幌市真駒内 真駒内停車場6
告示について

終点の真駒内停車場とは、札幌市営地下鉄南北線ではなく、定山渓鉄道(1969年10月1日廃止)の真駒内駅を指します。地下鉄の駅とは場所が異なり、現在の交通局南車両基地付近にありました。1967年3月31日認定の西野真駒内停車場線の終点も同様です。

現在は西野真駒内清田線の一部である約 5.6km 区間は、一部市道を流用した以外、大半が道道昇格後に建設されました(1968年着工)。

札幌冬季オリンピック開催時のルート確保が建設目的です。総事業費12億円を投入し、1971年12月4日より全線の供用を開始しました(同日の北海道告示第3263号)。

参考文献
  • 『北海道新聞』(1970年9月26日朝刊。該当記事では、終点を「高速軌道真駒内停車場」としている。延長から推察すれば、定山渓鉄道の駅とするのが妥当と思われる)
昭和43年5月20日北海道告示第1031号(道道の路線の変更)
整理番号新旧の別路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
453西野白石線札幌市手稲西野札幌市白石6
453西野月寒線札幌郡手稲町西野札幌市月寒6
告示について

この年の3月1日、手稲町は札幌市と合併しました。1972(昭和47)年4月1日の政令市移行で西区となり、1989(平成元)年11月6日に西区から手稲区が分区します。

しかし、西野は西区にとどまりました。西区に残る旧手稲町の区域はほかに、宮の沢・福井・平和があります。一帯は、1942(昭和17)年まで大字上手稲村と呼ばれていました。

終点は、一般国道36号交点から同12号交点へ変更したものと考えられます。当時、延長部分は一部未開通でした(開通時期は不明)。