2000年12月19日北海道告示

平成12年12月19日北海道告示第2033号(道道の路線の認定)※同年12月12日認定
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
1159美唄浦臼線美唄市樺戸郡浦臼町(一般国道275号交点)6
1160旭川旭岳温泉線旭川市(一般国道39号交点)上川郡東川町(旭岳温泉)1
1161士別インター線 2004年3月5日変更士別市(一般国道40号交点)士別市6
1162銀泉台線上川郡上川町(銀泉台)上川郡上川町(一般国道273号交点)5
1163丸瀬布インター線紋別郡丸瀬布町(一般国道333号交点)紋別郡丸瀬布町6
告示について

美唄浦臼線の認定は、石狩川に架かる美浦大橋建設に関連しています。2011年3月26日、全線が開通しました。

旭川旭岳温泉線銀泉台線は、旭川大雪山層雲峡線の開通区間を分割したものです。

平成12年12月19日北海道告示第2034号(道道の路線の廃止)※同年12月12日廃止
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
212旭川大雪山層雲峡線旭川市字追分(道道旭川当麻線交点) 注1▼上川郡上川町層雲峡(道道留辺蘂上川線交点) 注2▼上川郡東旭川村、上川郡東川村1
815晩生内線樺戸郡浦臼町字晩生内(19区)樺戸郡浦臼町字晩生内(一般国道275号交点)6
告示について

旭川大雪山層雲峡線は、未開通区間が大雪山国立公園の特別保護地域を通ることから自然保護団体などが反対し、1996年11月22日に当時の堀達也知事が建設中止を表明しました。旭川側・層雲峡側の開通区間を分割したための廃止です(参考資料-1996年11月23日付・2000年6月28日付『北海道新聞』朝刊)。

晩生内線美唄浦臼線と重複するため、廃止しました。

注1
交点の道道旭川当麻線は旧道路法で認定された路線。1957年10月1日廃止。
注2
原文は「上川村」。上川町は1952(昭和27年)9月1日町制施行。旭川大雪山層雲峡線1954年3月30日認定。
平成12年12月19日北海道告示第2035号(道道の路線の変更)※同年12月12日変更
整理番号新旧の別路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
779南黄金長和線伊達市南黄金町(一般国道37号交点)伊達市長和町(一般国道37号交点)6
779黄金網代線有珠郡伊達町字黄金 注1▼有珠郡伊達町字網代町 注1▼6
告示について

2000年3月31日の有珠山噴火により、噴火口に近い一般国道230号が寸断されるなど大きな被害をもたらしました。

対策の一つとして、緊急時を想定した道路整備を図ることになります。

伊達市中心部と長和町を直結する道路が一般国道37号しかないことから、国道の海側に避難道路を建設するため黄金網代線の終点を延長したものです(市道を編入)。長流川に橋を架け、JR室蘭本線と立体交差する工事を実施し、2006年3月31日に全線開通しました。

有珠山噴火に関係する道路整備では、2007年7月4日に虻田町道を昇格させ、洞爺虻田線の終点位置を一般国道230号交点から同37号交点へ変更しました。改良工事実施後、供用開始は2004年4月23日です。ただし冬期間は通行止めになります。

一般国道230号は三豊・青葉両トンネルによる新ルートへの切り替え工事を行い、2007年3月28日13時7分より供用を開始しました。13時7分は、7年前に有珠山が噴火した時刻です。国道のルートは洞爺湖温泉街から外れ、旧国道の一部が洞爺湖登別線へ移管されました。噴火で寸断された箇所は廃道となっています。

参考告示
年月日路線名告示題名告示内容
2000年7月4日道道洞爺虻田線北海道告示第1169号(道路の区域の変更)町道より移管。
2004年4月23日道道洞爺虻田線北海道告示第458号(道路の供用の開始)未開通区間の整備完了。
2006年2月17日道道南黄金長和線北海道告示第122号(道路の供用の開始)長和跨線橋開通。
2007年3月16日道道洞爺湖登別線北海道告示第10248号(道路の区域の決定)国道より移管。
2007年3月28日一般国道230号北海道開発局告示第30号(道路の供用の開始)三豊・青葉両トンネル開通。
2007年4月2日一般国道230号北海道開発局告示第35号(道路の区域の変更)代替指定を解除。
注1
有珠郡伊達町は、黄金網代線が認定された翌4月1日に市制施行。同時に字名改正を行い、字南黄金を南黄金町に、字網代町を網代町に変更しました。市制施行以前の黄金地区は字北黄金・字南黄金に分かれており、黄金という字名はありません。また字北黄金は北黄金町に変更されています。