写真A・留寿都喜茂別線終点付近。尻別川を渡る留産橋(川の流路は下方から上方)。川の左岸を一般国道276号が、右岸を喜茂別町道喜茂別留産線が通る。マーカーをクリックすると、該当地点の情報を表示します。 終点付近の表示範囲を拡げる 留寿都喜茂別線起点へ 初期画面へ
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写真B・1976年9月28日撮影。喜茂別町字比羅岡の国道交点から旧終点付近。留寿都喜茂別線の留産橋は現橋より川上にあり、画面左から合流する町道の国道交点も違う。国道の留産覆道は1983年11月完成で、未着手の状態である。旧国鉄胆振線が尻別川右岸を通る。国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。解像度 400dpi の写真をトリミング・66.7%に縮小。元画像の縮尺は1万分1。
留寿都喜茂別線は留寿都村の中心部と喜茂別町字留産を結ぶ、延長約 9.7km の路線です。
起点が岩内洞爺線交点であるのに対し、終点は喜茂別町道喜茂別留産線交点です。なぜ終点が国道交点ではなく、付け足しのような区間が存在するのか。その謎は後述するとして、認定当時と現在とでは終点位置が異なる点に触れておきます。
尻別川を渡る留産橋の架け替えに伴い、1997年3月より終点が移動しました。
写真Bの留産橋は1956年完成で全長 55.6m・幅員 5.5m です。老朽化に加え、全長が短くて河川敷内に収まらないこともあり、尻別川河川改修事業の一環として架け替えられました。
新しい留産橋は全長が 99m と長く、幅員も 10m を確保し、川下側に幅員 2.5m の歩道を設けました。
一般国道276号にも、道道に近い倶知安寄りに1967年完成・全長 110m の留産橋があります。至近距離に同名の橋が架かっているのは珍しく、別の橋名にしなかったのか不思議です。
区間 変更前後の別 敷地の幅員 延長 国道等との重複区間 虻田郡喜茂別町字比羅岡32番1地先から
虻田郡喜茂別町字留産21番1地先まで前 10.50m から 33.00m まで 378.00m 一般国道276号重複 L = 169.00m 虻田郡喜茂別町字比羅岡32番1地先から
虻田郡喜茂別町字留産21番10地先まで後 11.00m から 33.00m まで 695.00m 一般国道276号重複 L = 360.00m
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写真C・1995年7月18日撮影。旧留産橋の下流に建設中の現留産橋。国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より引用。解像度 400dpi の写真をトリミング。縮尺は2万5千分1。