現行の道路法施行以後、北海道では例外を除き、1号から順に道道の番号を付けてきました。本サイト管理者が確認したところでは1175本を認定しており、1179号が最新です。認定数と番号は一致しません。認定の事実が確認できない番号が4つあり、290号で認定した道道が2本存在するためです。
ただし、1994年10月1日に番号の一部再編を行い、それまで主要・一般の別なく付けていた番号を次のように分けています(1994年9月30日北海道告示第1468号)。
一般道道の変更は少数にとどまりました。廃止のため生じた欠番の数が、341号以下に限ると1994年時点で141だったからです。
番号再編の結果、1号から341号までには新旧2本の道道が存在します(51号および151号から200号までを除く。290号は3本の道道が存在)。廃止路線のデータも掲載する本サイトの性格上、表記が煩雑になったり、表記の仕方によっては混乱を招いたりする恐れがあります。
番号を再編したのは、1994年6月30日の建設省道政発第33号・各都道府県知事あて道路局長通達『都道府県道の路線認定基準等について』により、主要地方道と一般都道府県道の番号を分けるよう規定されたためとみられます。
高規格道路を除き、ツールチップを表示しません(例・旭川紋別自動車道)。
1994年に番号を変更した現存道道。カッコ内に旧番号を併記。
番号を変更していない現存道道。
341号以下で、番号再編以前に廃止された道道。「北海道道」と「路線名」の間に番号を表記しません。カッコ内に旧番号と廃止を併記。
341号以下で、番号再編以後に廃止された道道。「北海道道」と「路線名」の間に番号を表記します。カッコ内に旧番号と廃止を併記。
342号以上で、廃止された道道。カッコ内に廃止を併記。
認定当時は一般道道でのちに主要道道に昇格した例。該当路線の認定告示のページに限り、認定時から主要道道であった路線と区別するための表記です。かつ、認定時と現在(廃止時)の路線名が異なる表記の例でもあります。表記とツールチップで路線名が違うときは、のちに改称したということです。
高速道路の表記例。
国道の表記例。「一般国道」を冠します。
道道の認定に際して、廃止路線に使われていた路線名を再度使用することがあります。
現存路線と区別するため、廃止路線では本文上とツールチップのカッコ内に代数を表記します。図表上においては、代数を表記しないことがあります。
現存路線では、ツールチップのカッコ内のみ代数を表記します。ただし、同名の廃止路線を同じページで取り上げる場合は、本文上でも代数を表記します。
道道を認定したり国道を指定したりするとき、告示に記載する起点・終点は市町村名だけであったり、市町村の字名町名、停車場(駅)名や港名であったりします。具体的な位置を記載するわけではありません。起点・終点の具体的な位置は、道路の区域(ルートとその範囲)の決定という告示によって定めます。
本稿で記述するのは、北海道の場合です。