1983年

1983年4月7日北海道告示

昭和58年4月7日北海道告示第674号(道道の路線の認定)※同年3月31日認定
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
1027砂川歌志内線砂川市歌志内市1
1028森砂原線茅部郡森町茅部郡砂原町1
1029花浦内浦線山越郡八雲町花浦山越郡八雲町内浦町6
1030石勝高原幾寅線勇払郡占冠村字トマム(石勝高原)空知郡南富良野町幾寅5
1031神居岩総合公園線神居岩総合公園 注1▼留萌市字マサリベツ5
1032遠軽安国線紋別郡遠軽町紋別郡生田原町字安国5
1033土佐東浜線常呂郡常呂町字土佐常呂郡常呂町字東浜6
1034中標津斜里線標津郡中標津町斜里郡斜里町1
1035裏摩周線斜里郡清里町斜里郡清里町(道道中標津斜里線交点)5
1036帯広環状線帯広市西23条南1丁目中川郡幕別町字千住6
1037広尾大樹線広尾郡広尾町広尾郡大樹町1
1038直別共栄線十勝郡浦幌町字直別十勝郡浦幌町字共栄6
1039霧多布岬線厚岸郡浜中町大字霧多布村字湯沸(霧多布岬)厚岸郡浜中町大字琵琶瀬村字新川5
1040弟子屈熊牛原野線川上郡標茶町字弟子屈川上郡標茶町字熊牛原野6
1041宮の沢北一条線札幌市西区手稲宮の沢札幌市中央区北1条西11丁目6
1042前田新川線札幌市西区手稲前田札幌市北区新川6
注1
所在地は留萌市。
告示について

特徴は、国道から道道に降格した路線が多い点でしょう。

国道の新ルート供用開始と、旧ルート指定解除(道道降格)に関する告示を表1にまとめました。国道番号は、道道認定前の番号です。国道の指定解除年月日は、新ルートへの切り替え日でもあります。

森砂原線のうち、起点位置の一般国道5号交点(森町字富士見町187番2地先)から、字本町・JR森駅前を経て、字森川町の森停車場線交点までは旧一般国道5号です。この区間は、1991年8月16日北海道告示第1292号により編入されました。現在の国道(森バイパス)は1972年12月27日建設省告示第2213号・第2214号により、翌28日から供用開始となっています。

直別共栄線にあり、2008年2月1日より新しくなった厚内トンネルは、上厚内新吉野停車場線の時代からルートに含まれています。

宮の沢北一条線は、途中で札幌環状線の起終点と交差します。詳しくは札幌環状線の起終点は?をご参照ください。

表1 国道から降格した路線
道道路線名国道番号国道指定解除日建設省告示告示の内容
森砂原線278号1983年4月1日第949号、第950号尾白内・砂原バイパスの部分供用開始。砂原町字小石崎から森町字森川町まで。
森砂原線278号1986年10月31日第1735号、第1736号同じく部分供用開始。砂原町字紋兵エ砂原から同町字小石崎まで。旧道は1987年1月12日北海道告示第45号により、森砂原線へ編入。
森砂原線278号1987年10月1日第1661号、第1665号同じく部分供用開始。砂原町字彦澗から同町字紋兵エ砂原まで。旧道は1988年5月6日北海道告示第702号により、森砂原線へ編入。
花浦内浦線5号1983年12月13日第1955号、第1957号八雲大橋を経由する八雲バイパスを供用開始。1985年、道道2本の終点・国道交点を移動。2月28日北海道告示第281号により八雲停車場線、5月27日北海道告示第893号により八雲港線。
土佐東浜線238号1983年8月2日第1349号、第1350号常呂大橋を経由する常呂バイパスを供用開始。常呂市街から大きく南にそれる。道道北見常呂線の終点は移動せず。
直別共栄線38号1967年3月31日第1004号、第1005号昆布刈石経由から浦幌市街経由にルートを変更し、同年4月1日より供用開始。旧道は1968年7月18日建設省告示第1963号により国道指定を解除。道道上厚内新吉野停車場線のルートを変更。
宮の沢北一条線5号1983年4月1日第945号、第947号札幌新道・創成川通経由にルートを変更。創成川通は一般国道231号より指定路線を変更。
表1の注記事項
  • 供用開始の期日は、告示と一致しない場合もあり得ます。
  • 地名は当時のものです。
  • 砂原町は2005年4月1日に森町と合併し、地名が変更されました。
    • 字小石崎 → 字砂原西2丁目
    • 字紋兵エ砂原(もんべえさわら) → 字砂原2丁目
    • 字彦澗(ひこま) → 字砂原5丁目
昭和58年4月7日北海道告示第675号(道道の路線の廃止)※同年3月31日廃止
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
280霧多布港線 注1▼厚岸郡浜中町霧多布港厚岸郡浜中町大字浜中村字暮帰別5
598上厚内新吉野停車場線十勝郡浦幌町字上厚内十勝郡浦幌町新吉野停車場6
650緑中標津線斜里郡清里町緑町標津郡中標津町6
670緑斜里線斜里郡清里町緑町斜里郡斜里町6
876石山公園線砂川市北光石山公園砂川市北光(一般国道12号交点)5
告示について

いずれも、この日認定した路線と重複するための廃止です。

霧多布港線は、認定時の道路法第7条第1項該当号が不明でした。

注1
原文は「霧多布港」。
昭和58年4月7日北海道告示第676号(道道の路線の変更)
整理番号新旧の別路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
956小樽環状線小樽市塩谷小樽市新光1丁目6
956小樽環状線小樽市稲穂1丁目小樽市新光1丁目6
告示について
旧起点は、小樽仁木線の起点位置でもありました。

1983年9月29日北海道告示

昭和58年9月29日北海道告示第1807号(道道の路線の認定)※同年9月20日認定
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
1043小平幌加内線留萌郡小平町雨竜郡幌加内町字幌加内5
1044遠軽滝上線紋別郡遠軽町紋別郡滝上町1
1045千歳白老線千歳市白老郡白老町1
告示について

小平幌加内線は、同年12月15日建設省告示第1968号により、小平町字滝下から幌加内町字長留内までが開発道路の指定を受けました。小平側・幌加内側双方から工事が進められたものの、費用対効果が見込めないとして工事は中止され、2005年8月5日国土交通省告示第780号により指定が廃止されています。

遠軽滝上線は紋別市上鴻之舞から滝上町字オシラネップ原野までが小平幌加内線と同時に開発道路の指定を受けました。1993年に主要道道遠軽雄武線へ昇格し、紋別市内の一部区間で工事を中止したものの、現在は滝上町まで通り抜けできるようになりました。

昭和58年9月29日北海道告示第1808号(道道の路線の廃止)※同年9月20日廃止
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
75遠軽鴻之舞線紋別郡遠軽町(道道遠軽上湧別線交点)紋別郡紋別町字鴻之舞(道道丸瀬布紋別線交点) 注1▼5
838中立牛滝上線紋別市上渚滑町中立牛紋別郡滝上町字オシラネップ原野(一般国道273号交点)6
告示について
いずれも、遠軽滝上線と重複するための廃止です。
注1
道道丸瀬布紋別線は、旧道路法で認定した路線。1957年7月25日廃止。紋別町は、1954年7月1日に渚滑村・上渚滑村と合併し市制施行。