1982年3月

1982年3月1日北海道告示

昭和57年3月1日北海道告示第325号(道道の路線の認定の一部改正)
整理番号新旧の別路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
896古平積丹神恵内線古平郡古平町古宇郡神恵内村積丹町5
896古平神恵内線古平郡古平町古宇郡神恵内村積丹町5
告示について

同月29日の古平神恵内線(2代)を認定するため、改称したと考えられます。

積丹経由のルートは翌月1日から一般国道229号へ昇格したため、「古平積丹神恵内線」の路線名が使われたのは実質1か月間で、一般にはほとんど知られていないはずです。

ある程度の年配の方であれば、道道時代は「古平神恵内線(初代)」の方が分かりやすいのです。

国道昇格即廃止としなかったため(廃止は同年9月30日)、このような措置を取ったのでしょう。

積丹経由のルートは、旧道路法で認定された道道の入舸余市線・倶知安入舸線・入舸岩内線が1953(昭和28)年4月1日から開発道路に指定されて以降(注)、開発道路指定を継続して改良が行われてきました(注-1953年9月4日建設省告示第1228号)。

当時、積丹半島西部に未開通区間が残っていました。開通は14年後の1996年11月です(官報では11月1日。同日の建設省告示第2042号)。

原文で言及しない事項は変更していないものとみなし、認定時の内容を表示します。

告示の条文

〇北海道告示第325号

昭和51年北海道告示第3075号(道道の路線の認定)の一部を次のように改正する。

昭和57年3月1日

北海道知事 堂垣内尚弘

「 896 古平神恵内線」 を 「 896 古平積丹神恵内線」 に改める。

1982年3月29日北海道告示

昭和57年3月29日北海道告示第574号(道道の路線の認定)
整理番号路線名起点終点重要な経過地道路法該当号
998古平神恵内線古平郡古平町古宇郡神恵内村5
告示について

4月1日から、一般国道229号が積丹経由へ変更になる直前の認定です。

同年の5月1日から1986年3月31日まで開発道路に指定されて当丸峠周辺を改良し、通年通行が可能になりました。