整理番号 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 994 中春別俵橋線 野付郡別海町中春別 標津郡中標津町字俵橋 6 995 東藻琴豊富線 網走郡東藻琴村 網走郡美幌町字豊富 6 996 上渚滑原野滝ノ上線 紋別郡滝上町字上渚滑原野 紋別郡滝上町字滝ノ上市街地 6
東藻琴豊富線は約1か月後の3月13日、建設省告示第484号により開発道路の指定を受けました。
総工費72億円をかけた工事の末、1994年11月16日に全線が開通します(同年11月17日付『北海道新聞』)。なお北海道公報の供用開始・官報の開発道路指定解除はともに1995年3月31日でした(北海道告示第455号・建設省告示第922号)。
実際の終点(一般国道243号交点)は美幌町字福住であり、計画の過程でルートが変更されました。指定区間の経過は、開発道路・東藻琴豊富線の指定区間をご参照ください。
整理番号 新旧の別 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 883 新 宇津沢木線 紋別郡興部町字宇津 紋別郡雄武町字沢木 6 883 旧 上沢木沢木線 紋別郡雄武町字上沢木 紋別郡雄武町字沢木 6 937 新 上雨紛台場線 旭川市神居町上雨紛 旭川市神居町台場 6 937 旧 富沢台場線 旭川市神居町富沢 旭川市神居町台場 6
整理番号 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 993 札幌当別線 札幌市(一般国道5号交点) 石狩郡当別町 1
起点の(一般国道5号交点)に違和感を覚える方がいらっしゃるかもしれません。
札幌当別線の起点は、札幌新道上の一般国道274号交点(東区北34条東27丁目)にあります。
結論から申しますと、認定当時の北34条東27丁目交差点は、一般国道5号だったのです。
ここで、札幌新道について触れます。
札幌新道は一般国道5号・同12号のバイパスとして計画・建設されました。告示から見た経緯が表1です。
当初は一般国道275号交点を境に、同5号と同12号に分かれていたのでしょう。現在の形になったのは、1981年12月19日からです。
筆者が所蔵する『全国総合道路地図帖』(東京地図出版。1982年4月発行)は、旧1級国道と旧2級国道を赤と茶で色分けしており、札幌新道は宮の沢から大谷地(一般国道12号交点)まで赤色です。一般国道5号・同12号として整備されたことを示しています。また『地図で見る札幌の変遷(注1▼)』(日本地図センター刊)の「1975(昭和50)年頃の2万5千分1地形図」では、東区東雁来町までの札幌新道の国道番号を「(5)」と表示しています。
年月日 | 建設省告示 | 国道番号 | 告示の内容 |
---|---|---|---|
1968年7月23日 | 第2002号 | 5号 | 手稲町字宮の沢から北34条東1丁目(告示に記載なし)までの区域を決定。 |
1971年8月2日 | 第1314号 | 5号 | 北34条東1丁目から東区東雁来町(いずれも告示に記載なし。一般国道231号交点と同275号交点の間)までの区域を決定。 |
1971年11月11日 | 第1832号 | 5号 | 手稲宮の沢から北34条東1丁目まで供用開始。 |
1973年12月14日 | 第2511号 | 5号 | 東区北34条東1丁目から同区丘珠町まで、同年12月15日より供用開始。 |
1973年3月28日 | 第654号 | 12号 | 東区東雁来町(告示に記載なし)から白石区大谷地までの区域を決定。 |
1974年5月13日 | 第690号 | 274号 | 白石区大谷地(告示に記載なし)から同区上野幌までの区域を決定。 |
1975年1月9日 | 第5号 | 5号 | 東区丘珠町から同区東雁来町まで、同年1月10日より供用開始。 |
1979年11月15日 | 第1712号 | 12号 | 東区東雁来町から白石区米里まで、同年11月16日より供用開始。 |
1980年12月13日 | 第1906号 | 12号 | 白石区北郷3条11丁目から同区大谷地まで、同年12月15日より供用開始。 |
1980年12月13日 | 第1906号 | 274号 | 白石区大谷地内で、同年12月15日より供用開始。 |
1981年11月25日 | 第1864号 | 12号 | 白石区米里から同区北郷3条11丁目まで供用開始。 |
1981年11月25日 | 第1864号 | 274号 | 白石区大谷地から同区上野幌まで供用開始。 |
1981年12月19日 | 第2027号 第2028号 | 274号 | 起点の位置を白石区厚別町旭町433番58から、東区北34条東1丁目753番8へ変更(一般国道5号・同12号より札幌新道の指定路線を変更)。 |
1985年12月12日 | 第1739号 | 274号 | 起点の位置を東区北34条東1丁目753番73へ変更。 |
地形図から都市の歴史・変貌を読み解くシリーズとして、全国主要都市を紹介する刊行物。5万分1または2万5千分1地形図数葉を、都市主要部と周辺が収まるよう1枚にまとめたものです。明治・大正・昭和30年前後・昭和50年前後・平成の地形図を収録しています。
北海道の都市では1994年に『地図で見る札幌の変遷』、2002年に『地図で見る旭川の変遷』が刊行されました。
整理番号 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 367 石狩太美停車場線 石狩郡当別町石狩太美停車場 石狩郡当別町字太美(道道当別石狩線交点) 注1▼ 5
終点が「当別町字太美」とある点から、当別市街へ向かう札幌当別線とルートは重ならないと考えました。
1979年8月24日の北海道告示第2865号では、終点位置を当別町字獅子内1123番5地先(一般国道337号交点=当時)としています。1981年4月1日現在の道路現況調書によると、実延長は 1,833m です。JR石狩太美駅から一直線に北へ進む町道スウェーデン大通線の、岩見沢石狩線交点までの延長とほぼ一致します。これらの事実を総合すると、町道スウェーデン大通線が旧道道であったとみて間違いありません。
なぜ札幌当別線の認定と引き換えに石狩太美停車場線を廃止したのかは、定かでありません。
整理番号 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 997 落石厚床線 根室市落石東 根室市厚床 6
整理番号 路線名 起点 終点 重要な経過地 道路法該当号 832 初田牛厚床線 根室市初田牛 根室市厚床 6